桜彩 -サクライロ- プロジェクト

06.jpg桜彩 -サクライロ- プロジェクトは、地域工務店の技術的・経営的支援と地域材・国産材の消費推進を目的とし、新たな木造在来建築のスタンダードとして「ハイブリットユニット工法」を普及させるために、建材資材メーカー・林業生産者・プレカット工場・パネル工場・工務店・流通商社・保険事業者・検査会社・設計事務所・情報システム会社・学識経験者がコンソーシアムを形成して取り組むプロジェクトです。


日本スタンダードの木造建築を海外へ

木を大切にする日本の建築文化のスタンダードとして、広く海外への普及を目指します。日本の大工がいない海外では、従来の木造軸組み工法で建築するのは困難です。ハイブリットユニット工法での上棟は大工が必要ありません。本プロジェクトでは広く海外の市場も視野に置きます。
大きな災害現場での仮設住宅では、住まう期間が長期に渡ることになりその居住性が問題になっています。また、仮設といえども生産できる工場は限られており大量の需要を満たすことは困難です。本工法では日本の多くのプレカット工場で生産可能であり、規格ユニットを在庫することもできます。また現場大工も省力化されるため災害現場への対応も迅速にできます。海外の災害に対応することができれば、日本の文化としての木造住宅の発信にもつながります。このように本プロジェクトは木造建築を未来に、世界に繋げる事業です。多くの事業者の参加を歓迎しております。